脚のリハビリを兼ねての散歩の途中、近くを通りがかったので、久しぶりに立ち寄った。
前回ここを訪れたのは2019年だったので、三年ぶりぐらいになる。
いつもここを訪れるのは早春の梅の咲いている時期なので、この時期に訪れたのは初めてかもしれない。
この境内には、20余りあると言われる句碑・歌碑が立ち並んでいて、「俳諧碑林」などとも呼ばれているようだ。
しかし、永年の風雨に晒されて、碑に刻まれた文字が薄れて読めなくなっているものもある。
そのため、それぞれの句碑・歌碑の傍に、碑に刻まれた内容を読みやすいように案内板が立てられているのに気がついた。
いつもは梅の花に気を取られて、あまり他のことに注意が向かなかったのだが、今回訪れて初めてそのことに気がついた。
私には、句や歌の素養がまったくないのでわからないのだが、素養のある人には、なかなか興味深いものなのだろうなと思った。
なお、鳥居をくぐってまもなくのところに「額兵隊見国隊戦死弔魂碑」という石碑がある。
これは、戊辰戦争で仙台藩降伏後、箱館に渡り戦没した額兵隊と見国隊の隊士を弔うために建てられたもののようだ。
今回の訪問では、いろいろ新しい発見があった。見馴れたところも注意深く観てみるものだとつくづく思った。
【所在地】
仙台市宮城野区榴ケ岡105ー3