仙台 矢先神社2022
仙台駅に東側にあたるこの辺りは、以前は古い建物が立ち並んでいた。
しかし近年の再開発で、古い建物はどんどん姿を消しいき、一時は空き地ばかりが広がる状態になった。
そして、その空き地にこの神社だけがポツンと取り残されたような状態が一時続いた。
やがて新しい建物が建ち始め、今ではこの神社はすっかり建物に取り囲まれて、
道路からはその存在がわからなくなってしまった。
散歩で近くを通った際に、たしかこの辺りに神社があったはずだと探したが、なかなか見つからず、
建物の間の細い隙間を通った先に、やっとこの神社を見つけることができた。
この神社の社殿は、以前見たときはかなり古かった気がしたが、いまは新しい社殿に建て替えられていた。

この神社は、天平年間(729年?749年)の創建のようだが、明治31年の火災により記録が焼失してしまったため由緒は詳かではないらしい。
藩政時代のこの辺りは、鉄砲足軽組の町だったようで、神社の境内で弓・鉄砲の稽古をすることを許されていたという。
このため二十人町に住む弓組足軽たちの守り神として崇敬されてきたようだ。
いまの街の姿からはとても想像できない。

ところで、境内に石碑があったのだが、よく見ると「小牛田 山ノ神」と読める。
以前訪れたことがある美里町の山神社となにか関係があるのだろうか。

【所在地】 仙台市宮城野区二十人町36

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