仙台 万寿寺2022
ここは、常盤台霊苑を訪れたとき、道を間違えて、偶然にたどり着いたところだ。
このお寺は、元禄9年(1696)に伊達4代綱村が、加美郡黒沢村(現加美町)にあった安養寺を廃して、
その宝物と本尊釈迦牟尼佛を当地に移し創設したものとのことだ。
宝永3年(1706)に綱村公夫人稲葉氏仙姫が48歳で他界したため,本殿,拝殿,唐門から成る廟所を造営し,その菩提寺としたという。
明治2年に戊辰戦争で廟は破却され,版籍奉還と共に寺録を失い著しく荒廃して、塔頭三昧院だけが残ったという。
現在の万寿寺は大正7年にこの三昧院が万寿寺を襲名したものとのことのようだ。
なお,仙姫の棺は昭和35年(1960)に榴岡の伊達家墓所に改葬されたようだ。
非常に立派な三門なのだが、自由には出入りできないように、しっかり閉まっているので、
境内には入れず、外からのぞいただけとなった。

【所在地】 仙台市青葉区高松2丁目14ー18

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