ひさしぶりにリハビリを兼ねて自宅からここまで歩いてみた。
ここを訪れたのは何年ぶりだろうか。
前に訪れたのは、もう１０年近く前のような気がする。
前に訪れたときとは、ちょっと様子が変わっているような気がする。
住宅街から小径への上り口がなかなかわからない。前に一度来たはずなのに、ちょっと道に迷ってしまった。
以前来たときよりも、かなり整備がされている感じがする。
ここは東北医科薬科大学の構内になっているようなので、大学で整備を進めたのだろうか。
樹齢約６２０年と言われている松には、以前きたときにはなかった、支えが施してある。ちょっと老いてきた感じがした。
展望台に上がってみた。ちょうど逆光となる時間帯で見えにくいが、仙台の街並みが一望できる。
ここを訪れるのは、男が一人でというのが圧倒的に多いらしい。
高山樗牛のように、かなわぬ恋の心の苦しさを癒やすために、やってくるのだろうか。
私も、ここに来ると、遠い昔のかなわぬ恋を、つい思い出してしまう。

なお、石碑には次のように刻まれている。
「いくたびか　ここに真昼の　夢見たる」

【所在地】　仙台市青葉区小松島４-４-１