この建物は布十番駅から徒歩10分程度の住人以外ほとんど人が通らないような小路沿いにあった。昭和11年(1936年)に建てられた2階建ての木造アパートとのことだが、まるで異人館街に迷い込んだような感じの建物だった。あまりにも素敵な建物なのでしばし見とれてしまった。こういうところを発見すると東京という街の奥ぶかさを改めて感じる。