この祭りは、東日本大震災後に東日本大震災の犠牲となった多くの方の魂を弔いと、東北の復興を願って2011年7月に仙台から始まった東北六魂祭が、昨年の青森開催で6市を一巡したことをにより、それを引き継いで新たに始まった祭りで、6月10日(土)、11日(日)と二日間わたって開催された。
東北六魂祭の際は、あまりの多くの人出にために、事故の危険性が出たために祭りが途中で中止されてしまったが、今回はその経験から、人出が一カ所に集中しないように、いろいろ工夫があったようだ。写真は11日の行われたパレードの写真であるが、パレードも午後1時半から午後3時半までの2時間と比較的短い時間に絞ったようだ。そのためか、東北6県の各県を代表する祭りである仙台七夕祭り、山形花笠祭り、盛岡さんさ踊り、福島わらじ祭り、青森なぶた祭り、秋田竿灯祭りが次々と目の前を通り過ぎていくという感じで、ちょっとあわただしいパレードとなってしまった感が否めない。観光客の年齢層が高かったために、短時間でいろいろな祭りが見られるほうが体力面から考えてでよかったという面もあったが、せっかくなのだから、もう少しゆっくり見たかったという物足りなさも感じた祭りであった。
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