白河駅と白河ハリストス正教会2019
小峰城を訪れた後、JR東北線の反対側に回ってJR白河駅を訪れた。
白河市は、新幹線の新白河駅と、この在来線の白河駅とが離れたところにある。
この在来線の白河駅の駅舎は、大正12年の建てられた、大正浪漫の薫りが漂うレトロな駅舎なのだ。
2009年(平成21年)に原型を生かしてリニューアルされたのだが、昔の駅舎の面影はそのまま残されているようだ。
駅舎の中に入ってみると、中にはかつて食堂があったという場所に『えきかふぇSHIRAKAWA』というカフェがあった。
駅前正面の通りを少し行ったところの交差点を右に曲がり少し行ったところに「白河ハリストス正教会」があった。
この教会は、1882(明治15)年に会堂が建てられ、全国でも稀と言われる現在のビザンチン様式聖堂は、1915(大正4)年に建てられたものとのことだ。
この教会の中には聖像画作品(イコン)が全部で48点あり、建物とあわせて県指定重要文化財になっているようだ。
垣根には、野ばらが植えられており、ちょうど色とりどりの花を咲かせており、白色の教会の建物とがみごとにマッチして、いっそうその鮮やかさを引き出していた。
この教会は、司馬遼太郎の著書「『街道をゆく』会津・白河のみち」の中で、「野ばらの教会」として紹介されている。
なお、写真の最後にある一枚「大福家」は、この日の昼食をとった白河駅前通りにあるお蕎麦屋さんである。

【所在地】福島県白河市愛宕町50

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