久しぶりに仙台市野草園を訪れてみたくなって出かけた。
普段の運動不足解消を兼ねて、自宅から歩いて行くことにした。
わが家から野草園までは歩いて、予定では1時間10分くらいと見ていたが、実際に歩いてみると、最後の野草園までの登り坂が意外にきつくて、
腰が痛くなったり足が上がらなくなったりして、途中何度も立ち止まって休憩を入れた。そのため10分ほど多くかかってしまった。
歳とともに衰えていく体力を実感させられたしだいだ。
もっとも、片道1時間半近くも歩いて野草園までいくバカはあまりいないであろう。大抵は、マイカーかバスを利用するはずだ。
この野草園は、1950(昭和25)年に、戦中戦後の混乱期に荒廃が進んだ仙台市内の野山にある貴重な山野草を保護することを目的に計画され、
造成から野草の採取まで、多くの市民の協力を得て、1954(昭和29)年に開園したものとのことだ。
大年寺山公園の一角をなしており、標高64mから117mにかけて広がっているとのことである。
もう何年前か忘れたが、以前来たときは、あまり時間もなく、ざっと見て早々に帰ってしまったが、今回は少し時間をかけて見て回ることにした。
ちょうど、アジサイが見ごろになり始めている時期だった。ひと口にアジサイと言っても、いろいろ種類があるようだ。まだ咲き始めなので、花も新鮮な感じがした。
こうしてのんびりと野草園を見て回るのも、新しい発見もあり、なかなかいいもんだと思った。今度は「萩まつり」の時にでも来てみたい。
野草園からの帰り道に見た、仙台市街地の景色も、なかなか奇麗だった。
しかし、いい運動になった。
【所在地】
仙台市太白区茂ケ崎2丁目1−1