この高砂神社を訪れたのは7年ぶりだ。以前訪れたのは2015年だった。
当時はまだ、あの3.11東日本大震災の大津波から被害の状況が、そのまま色濃く残ったままで、
荒地の中に赤い鳥居と古いお宮がポツンと立っている状態であった。
今回訪れて、社殿債権趣意書を読むと、あの3.11に大津波では、社殿も鳥居もすべてが流されてしまったとある。
あの時にあった、赤い鳥居は震災後に新たに建てられたものだったのだ。
そして、あの古いお宮は兵庫県にある高砂神社から震災後に奉納されたものだったのだ。
それが、今回訪れると、すっかり様子が変わっていた。新しい社殿が建ち、境内やその周辺も、すっかり整備されていた。
唯一当時の面影を残すのは、神社の近くにポツン立つ一本の松の木だけだ。
ところで、この神社の「高砂」という社名は、江戸時代初めに、2代藩主伊達忠宗公が、
御舟入堀の完成を祈願してこの神社を建立した際に、この地が播州高砂の浦の風景に似ていたことから名を高砂にしたということのようだ。
【所在地】 仙台市宮城野区蒲生町86ー1
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