ここは以前、車の運転中にラジオで話題になっていて、初めてその存在を知った。
場所が定義山への途中なので、定義山に行く途中に立ち寄ってみた。
しかし、残念ながら水道記念館自体は定休日で中には入れなかった。もっとも、水道記念館の中にはそれほど興味はなく、旧管理事務所の建物とその周辺の散策が目的だったので、別段支障はなかった。
ただ、最近、この付近で、小熊が目撃されたとの情報があり、恐る恐るの散策となった。
ちょうど紅葉の時期だったので、きれいな紅葉を期待していたが、空模様が怪しくなり、途中、小雨もぱらつき、せっかくの紅葉も露出不足で、ちょっと冴えない赤色となってしまった。
旧管理事務所(青下ダム旧管事務所)の建物は、曲面状に突出した階段室や丸窓などレトロ感たっぷりだ。ただ、思っていたよりも建物自体の大きさが、やや小ぶりだった。この建物は戦前の昭和8年ころに建てられたものらしい。現在は仙台市の文化財に指定されているようだ。
また、旧管理事務所の右手を下ったところに「青下ダム記念碑」があった。正面に山羊(やぎ)頭の噴水口が設けられており、なかなかおもしろい形をしている。そして、さらり下ったところには青下川を堰止める青下第一ダムがあった。
この辺りは、新緑の時期も、きっとすばらしいにちがいない。新緑の時期にもう一度訪れてみたいところだ。
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