この千手観音堂は、自宅から歩いて１５分ぐらいのところにある。
時々散歩で、この近くを通ることはあったが、いままでその存在を知らなかった。
この千手観音堂は「原町の千手観音」と呼ばれているようで、１６５５年（明歴元年）創建とのことで、
江戸時代中期頃の建築のようである。
仙台三十三番札所観音の第十番札所になっているとのことだ。
境内の入口近くには、樹齢２００年という「イチョウ」の保存樹があった。
千手観音は子年生まれの守り本尊であるということで、今年２０２０年は子年であるので、ちょうどいい年に訪れたことになる。
なお、ここにはもともと『清光院』というお寺が別にあったようであるが、
明治3年廃寺になり、昭和８年に当時青森県の弘前にあった善入院と合併し『善入院』となったようだ。

【所在地】　仙台市宮城野区原町１丁目１−６７