仙台 栽松院2019
ここは、仙台藩初代藩主・伊達正宗の祖母・久保姫(栽松院)の菩提供養のために、正宗が建立(1603年)した位牌寺とのことである。
正宗は、幼い時に疱瘡を患い、片目を失い、容貌が怪異であったために、母の義姫から疎んじられ、養育はもっぱら祖母の久保姫から受けたとのことだ。
正宗はこのことから祖母の久保姫を生涯慕っていたようだといわれている。
境内には「千体観音堂」というのがあった。
これはおよそ1200年前に滋覚大師が陸奥を巡錫の折にこの地方で千躰仏を刻み、青葉山に小堂建て祀ったが、この千躰仏は村人らの信仰を集めた。
久保姫(栽松院)は、観音様を篤く信仰していたため、栽松院は千躰の観音像を復元し、祀ったとのことである。
また、境内には樹齢1000年とされるシラカシの古木があった。山門の隣には大きな桜の木があり 桜の季節に訪れたら、みごとな花を咲かせていた。

【所在地】 宮城県仙台市若林区連坊1丁目3−18

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