この神社は、Googleのう地図を見ていて発見したのだが、それまでは、何度もその近辺を通り過ぎていたのだが、そこに神社があることは全く知らなかった。
この神社への入口は、なかなかわかりづらい。民家の脇をすり抜けて細い道を奥に進むと階段があり、登っていくと鳥居が見えきた。
この神社は、寛文9年(1669)に藩主
伊達綱村が創祀したとのことで、当初は玉崎神宮と称したが、
文政のころに村名を小俵から小田原と改めたことにより、社名も小田原神明宮としたと伝えられているらしい。
また、この社は文治年間(1185〜1189)の勧請とも言われているとのことだ。
ただ、現在の社殿は、平成3年新しく改築されたもののようだ。
社殿に向かって左側に、小さな祠があったのだが、何なのかはわからなかった。
後でネットで調べてみると、どうも末社の青柳神社らしい。青柳神社は文治2年、この地の守護神として勧請したとのことらしい。
また、その隣のある屋根のかかった石仏は、境内社の猿田彦神社とのことらしいが、その由緒等はわからない。
窯跡を示す標柱があった。この辺りで、主に奈良・平安時代に陸奥国分寺や多賀城に使われた瓦を焼いていたということのようだ。
【所在地】
仙台市宮城野区枡江9−5