今までに
農業園芸センターには何度も足を運んでいたが、その多くは薔薇が目的だった。
というのも、実はこの農業園センター内に梅園があるとは最近まで知らなかったのである。
ネットで「梅を観る会」というものが開催されていることを知り、さっそく出かけてきた。
このセンター内には、約60種150本の梅の木があり、昭和52年から「梅を観る会」というイベントが毎年開催されてきたとのことである。
あの震災の影響で平成23年から中止となっていたが平成29年からまた毎年開催されるようになったとのこと。
行ってみて、最初、梅園はどこにあるのか見つけられなかった。園内をぐるっと一回りして、最後にやっと見つけた。
「ここにあったのか!」バラ園のすぐ隣だったのである。「灯台下暗し」とのこのことだ。
ちょうど満開だった。東京ではソメイヨシノが満開とのニュースが伝わってきているが、仙台では今は梅が満開なのだ。
桜もいいが、梅の花の美しい。私はどちらかというと桜の花より梅の花のほうが好きだ。
特に淡いピンクの梅の花が一番好きだ。
白色とピンク色の花、そしてほのかに漂う梅の花の香りに囲まれながら、春だ、仙台にも春が訪れたのだ、という気分が湧きあがってきた。
【所在地】
仙台市若林区荒井字切新田13-1