仙台 盤上神社・雨宮神社2023
この神社は、東北大学の旧雨宮キャンパス(農学部)の敷地にのめり込むような場所に立っている。
農学部は2017年に青葉山に移転となり、しばらく空き地となっていたのであるが、
再開発が進められて数年前からマンションやショッピングモールや総合病院などが建ち始めている。
この再開発によって、この神社はどうなってしまうのかと気がかりだったが、散歩がてらに見に行くと、どうやらこのまま残されるようである。
この神社の勧請年月は不詳のようである。
元は住吉大明神と称されていたようであるが、明示維新の頃、盤上神社と改称し支倉町に鎮座していたが、明治25年に現在地に移転したらしい。
現在は、盤上神社と雨宮神社のふたつの神社が1つの社殿に祀られている。
盤上神社と雨宮神社の関係はよくわからないが、
元の雨宮神社は元の堤通りの梅田川の畔にあった伊達家鉄砲組の稽古場の境内にあった小祠だったようだ。
それが明治時代に盤上神社と合祀されることになったようである。
雨宮神社は、名前の通り雨ごいをする神社だったようだが、
昔、源義経が平泉に赴く時に、たまたま立ち寄って神を祀ったのがこの雨宮神社なのだという伝説もあるようだ。

なお、現在の社殿は旧制二高北六番丁校舎(東北大学雨宮キャンパス)に大正14年
頃に新築された奉安殿を終戦後の昭和23年頃に当社が譲り受けたものらしい。

【現在地】 仙台市青葉区堤通雨宮町1−1

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