東照宮を訪れた後、自宅方面に歩き始めた時、梅田川の橋を渡っていると左手方面に、みごとな桜の木が目に飛び込んできた。
なんだろうと立ち寄ったところがこの延壽院であった。マンションや民家の片隅に隠れているので、普段あまり目に付かない場所にある。
この延壽院は、創建当時仙台東照宮の別当寺院仙岳院の傍院として、１６６０年に建立されたとのことだ。
境内には延命地蔵堂や羽黒山から背負い持ち帰り祀ったものとされる疣神尊がある。
それにしても、みごとな桜の木だ。なんでいままで気がつかなかったのだろう。

【所在地】　宮城県仙台市青葉区宮町５丁目６ー１８