仙台 朝日地蔵尊2022
この近所は、日頃から散歩で何度も通ったところなのだが、今までこの地蔵尊の存在に気付かないまま通り過ぎていた。
この地蔵尊は宝永3年(1706年)に山形県山寺の善行院の岳祐という僧侶が造立した延命地蔵尊とのことで、なかなか歴史のある地蔵尊のようだ。
ただ、調べてみると、現在は山寺には善行院はなく、明治元年に当時の善行院と極楽院が合併して「立石寺 性相院」となったようだ。
また、このお堂の建物自体は、元仙台市長の早川智寛氏が市役所の御真影奉安殿として建立したものらしい。

なお、このお地蔵様には天保飢饉(天保4〜7年)の際、
「泣くな騒ぐな 出秋を待てよ 百に三升の米食せる」(凶作に悲観せず一生懸命耕せば秋には百文で三升の米が食えるようになる)
と 唄い歩いて人々を慰め励ましたとの伝説もあるようだ。

【所在地】仙台市宮城野区原町5丁目5−21

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