久しぶりに秋保を散策した。
新型コロナ禍中にあり、人影の少ないところをと思ってこの神社にしたのだが、
予想外に訪れる人が結構いた。
この神社の創建は古く、平安期の初期の大同3年(808年)に、征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷平定の折、
この地に熊野神社を祀ったのが初めと言われている。
鳥居から参道の両側に所狭しと、たくさんの奉納されたのぼり旗がはためいている。
そして、そののぼり旗には「勝負の神」と記されている。
この神社は、「勝負の神様」を祀っているとのことから「必勝祈願」と訪れる人が多いようだ。
あのフィギィアスケ−トの羽生結弦選手もここをお参りしているそうだ。
また、境内には御神木「子育て若乳銀杏」や「子宝和合の神」などもありました。
御神木「子育て若乳銀杏」は、枝の付け根に乳房の小さいものがついており、このように呼ばれているようだ。
「子宝和合の神」は、縁結びの神様で、御創建1200年の年に境内で見つけられた柿の奇木で、
そのお姿はまさに「山の神」であり、 中心の丸い部分をなでるとご利益があるといわれている。
(目立たないがこの奥隣には男根も祀ってある)
さらに、本殿の左脇には縁結びの御神木「たらよう」がありました。
昔の人がこの木の葉をラブレターとして利用していたことから、縁結びの御神木と言われているようだ。
【所在地】
仙台市太白区秋保町長袋字清水久保北22