「瑞宝ケ丘」から東方面に歩いた。途中、「櫃が沢遺跡」を通りかかった。
ここは、小さな入り江に営まれた古代の製塩遺跡らしい。
さらに先に歩いたところに、車を駐車できるくらいの空き地があり、
そこから右手方面に「けもの道」のような細い道を歩いて行くと、左手に細長い「馬の背」が見えた。
さらに先に進んで「子馬」にたどり着いた。ここは細長く海に突き出ており、子馬の背中のように見えるから「子馬」と名前がついたのだろうか。
「子馬」の先端部まで行くには、両側が波で侵食されて横幅が狭くなったところを通らなければならず、
ちょっとでも躓いたら海に落ちてしまいそうで、ドキドキしながら渡った。
ここは近い将来、波による浸食によって、陸地から切り離されてしまうのではないかと思えた。
「子馬」の先端部まで行ってみた。ここから見ると、隣の「馬の背」まではすぐ近くだ。
松島湾の島々もよく見える。すばらしい景観だ。
「子馬」を後にして、さらに奥の「庵島」方面に進んでみた。東方面に「子馬」と「馬の背」が並んで見える。
松島湾の島々、そしてその間を縫うように進む観光船が見える。なかなか目にできない光景だ。
対岸には笄島と思われる島が見える。「庵島」には、途中、陸地が切れていて渡ることはできなかった。
若者なら飛び越えれば、渡ることができるかもしれないが、私のような年寄りにはちょっと無理だ。海に落ちてしまう。
ここも、まだ観光化されていないが、観光地として整備されたら、きっといい観光地になりそうだ。
【所在地】
宮城県宮城郡利府町赤沼櫃ケ沢