ここは、あのスケートのオリンピック金メダリストの羽生結弦選手ファンの隠れ聖地?と言われているところらしい。
なんでも国内はもちろん、中国などの海外からもわざわざここを秘かに訪れる人があると、
以前、テレビで取材していたのを見たことがあったのを思い出し訪れてみた。
羽生選手は、宮城県多賀城市の出身と言われているが、ここはその多賀城市からも比較的近く、この辺りは「羽生」という地名になっている。
もしかしたら、羽生選手のルーツはここかもしれないと勝手に想像してみたりした。
しかしここは観光地ではない。静かな田園地帯の一角にある素朴な集落の中にあり、交通手段は車のみしかないのだが駐車場もない。
私は、少し離れた空地に車をおいて、そこから歩いて訪れた。このときは、訪れている人は私以外に見あたらなかった。
この神社の主祭神は学問の神様といわれる菅原道真公のようだが、建立の時期は不明のようだ。
ひときわ目を引いたのは、境内にある石碑に木の幹が覆いかぶさって「合体」している姿だ。どうしてこんなふうになったのだろうか。
石碑のそばの木が成長するにつれて、石碑が邪魔になって、こんな具合になったのだろうか。
そのなんとも奇妙な姿が深く印象に残った。
【所在地】
宮城県黒川郡大郷町羽生天神畑9