大崎市 松山ふるさと歴史館と松山酒ミュージアム2019
コスモス園の後に「ふるさと歴史館」と「酒ミュージアム」を訪れた。
この二つの施設は隣り合っていたのだが、ここは1829年に創設された学問所「大成館」があった場所らしい。
「ふるさと歴史館」は松山町の歴史やここ松山出身の歌手フランク永井について展示している施設で、
入り口にはフランク永井の名曲「おまえに」の石碑とかつて東北本線を走っていた蒸気機関車C58の動輪が展示されていた。
館内には、松山の代表的な遺跡(上野遺跡・金谷亀井囲横穴古墳群など)の出土品等や、千石城跡・上野館跡(松山城跡)に関する資料などが展示されていた。
館内は撮影禁止になっており、写真撮影はできなかったのだが、それでもこっそり数枚写真に収めた。
別室のフランク永井展示室では、フランク永井の日本レコード大賞などの功績の証や、は発売されたレコード、愛用品などが展示されていた。
「酒ミュージアム」では、ここ松山にある酒造会社「一ノ蔵」の管理運営している施設で、1階展示室では酒造りの道具や酒造行程を説明するパネルなどが展示されていたのであるが、
ここも館内は撮影禁止となっており、写真の収めることはできなかった。
2階には絵画展示室があり、多くの賞を受賞している日本の美術界を代表する作家たちの作品の数々を展示しているとのことであるが、
美術界に疎い私には、そのすばらしさはわからなかった。
しかし、この「館内撮影禁止」というのは、このような観光施設でよくお目にかかるのだが、今のインターネットの時代は、ブログやSNSなどで写真で情報が拡散される時代だ。
これらの情報拡散によって、無名の観光地がある日から突然観光客が押し寄せるというケースもあるようだ。
ほとんどの情報をインターネットで知る時代においては、「撮影禁止」とすればインターネットに情報が載る機会を断つことになり、
もはや存在そのものが無いに等しいものとなる。
観光客を呼び寄せたいならば、この「撮影禁止」というのは、もうやめたほうがいいのではないかと感じる。

【所在地】 宮城県大崎市松山千石字松山428

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