今年４月１日に発表された新しい元号「令和」が、その典拠が日本の最古の和歌集である万葉集あることが話題になった。
万葉集と聞いて、なんだか聞いたことがあるなあと、思い出したのがこの「昭和万葉の森」である。
そこで、まだ一度も訪れたことがないので、これを機会に一度訪れてみようと思い立った。
ここは、昭和天皇在位６０年を記念して昭和６０年に造成を開始して平成元年開園した森林公園の形式の万葉植物園であるという。
園内には，昭和天皇御手植の松のほか，「ひさかたの道」「かたかごの道」など，万葉の歌に縁りのある名前の散策路が11本あるとのことで、
その沿道には万葉歌碑48基建てられているという。
園内のあちらことらに、ピノキオのような木で作った人形が置かれていて、こころを和ませてくれる。
訪れたのは桜の散り始めた頃だったが、園内にある桜はまだ散らずにいた。
さらに水芭蕉とツツジも目にすることができた。これから新緑に季節に向かって、いろいろな草花が咲いてくるようだ。
新緑の季節にもう一度訪れてみたいところである。

【所在地】　宮城県黒川郡大衡村平林117