ここは昨、年訪れることを計画したが諸事情により果たせず、今回、桜と満開と晴天のタイミングを見計らい、満を持して訪れることが叶った。
仙台の自宅から東北自動車道を使って、途中休憩をいれて約2時間を要した。
訪れた際に、最初にちょっと問題になったのが駐車場の場所であった、公園の無料駐車場があることを事前にネットで調べ、その住所をカーネビにセットして来たのだが、
なかなかたどり着けず、ちょっと迷子になってしまった。というのも、無料駐車場が複数の場所に散在しているため、道路案内と整合がとれず、混乱してしまったのだ。
この霞ケ城(かすみがじょう)公園は、二本松城(霞ケ城)址を中心として公園で、園内には2500本の桜の木があるといわれており、日本さくら名所100選にも選ばれている。
ここを訪れるのは、やはりこの桜の時期が一番だろう。
なんとか第一駐車場にたどり着き、そこから次の順路で回った。
出発点駐車場→「二本松少年隊群像」→「箕輪門」→「相生滝」→「洗心亭」→「るり池」→「霞ケ城の傘まつ」→「土井晩翠歌碑」(見晴台)→「智恵子抄詩碑」→「少年隊の丘」→
「搦手門」→「本丸跡」→「日影の井戸」→出発点駐車場
城内の桜は満開でみごとな美しさであった。そして洗心亭もなかなか趣があり、とても魅かれた。
それにもまして心を打たれたのが遠くに見える、白い雪化粧の安達太良山だ。この日は晴天であり、さらに空気がとても澄んでいたことからその姿がくっきりの見えたのだ。
おそらくこんなにくっきりときれいに見える日はそんなに多くはないだろう。
「そうか、あの智恵子は、この安達太良山を見て育ったのか。」ふと、そう想った。
今日、ここを訪れてほんとによかったと、心から思った。
【所在地】
福島県二本松市郭内3丁目