ここは霞ケ城公園を訪れた後に立ち寄った。ここも前から一度訪れたと思っていたところである。霞ケ城公園からは思っていたよりも遠くて車で30分ぐらい要した。
この「合戦場」という地名は通称らしく、国道459号の左右のこの辺一帯の高台をいつごろからかそう呼んでいたとのことである。
ここで平安後期の武将源義家と安部貞任・)宗任兄弟が戦った所と言い伝えられているらしい。
ここに三春町の「滝桜」の子木と言われる「福田寺の糸桜」という古木のしだれ桜があるのだ。
推定樹齢が170年と言われている、巨大なしだれ桜で二本松市の天然記念物に指定されているとのことだ。
巨大なピンクのすだれ桜とその根元の咲く黄色い菜の花のコレボレーションが、すばらしい景観をつくり出している。
ここを訪れたのが午後2時頃なのだが、陽が当たるのが左半分であり、右半分はすでに日の当たらない日陰になっていた。
おそらく午前と午後では、このしだれ桜の見え方がだいぶ違いのではないかと思った。
このすだれ桜の周囲にもたくさんの桜の木があったが、まだ五分咲きといった感じで満開にはちょっと早い感じがした。
これらの桜が満開になったら、またすばらしい景観になるに違いない。昨年からの念願であった、このしだれ桜を見ることができて、ほんとうによかった。
【所在地】
福島県二本松市大林字142