熊野那智神社からの帰りに、名取熊野三社(熊野那智神社、熊野本宮社、熊野神社)のもうひとつの、この神社のも立ち寄った。この神社は、紀州・熊野を模し勧請して熊野新宮社として1123年に創建され、東北地方における熊野信仰の中心的存在となってきたとのことである。境内には御手洗という大きな神池があり、浮島に神楽殿が常設される。年2回の例祭で神楽が披露されるとのことだ。この日は、訪れる人が見当たらず、誰にも気兼ねすることなく、静かに参拝できた。