銭神崎を後にして、この扇谷に向かった。ここも松島四大観の一つだ。
ここは国道４５号線から松島パノラマラインの双観山側の入り口近くにある未舗装の坂を登ったところある。
一応案内板もあるだがとても目立たないためまたもや通り過ぎてしまった。駐車スペースも３台がやっとというところか。
駐車場から展望台までの石段も崩れているところが目立つ。恐らくあまり訪れる人はいないのであろう。それにしても緑がとてもきれいだ。
中腹に岩を削って作られた金翅塔がある。ここも少し荒れた感じである。
山頂部には、「達磨堂」というお堂があった。またお堂の右側には達磨大師の坐像があった。
聖徳太子がこの地で達磨大師の渡来をまったといわれ、「待つ島」→「松島」となったということだが嘘か本当か。
お堂から少し下ったところに展望台があった。ここの展望台もなかなか立派だ。ここからの眺望も素晴らしいのだが、やはり今日は靄で霞んでいてすっきり見えない。残念だ。
訪れる人がほとんどいないらしいので、この景観を独り占めできる。空気の澄んでいる時期にもう一度訪れたいところだ。