仙台市内の榴ヶ岡公園にある建物である。この建物は旧第四連隊兵舎として明治7年(1874)に建築されたとのことで、宮城県内に現存する最古の洋風建築物とのことである。戦後まで兵舎として利用され、その後、米軍の駐留地、東北管区警察学校と利用者が変わり、昭和52年に榴丘公園整備のために、残っていた7棟のうち6棟を解体し、残った1棟を建築当初の姿に復元し移築保存されたものとのこと。現在は仙台市歴史民俗資料館として活用されている。