金成ハリストス正教会を捜したが、この辺りの地理がよくわからず、とりあえず駐車場を見つけて車を停めたのが、栗原市けやき会館というところの駐車場だった。
ここは市の施設で、劇場・ホールのようだった。立て看板によると、この場所は昔、金成の代官役所があった場所とか。
周囲を見渡して、最初に目に飛び込んできたのが、この旧金成小学校校舎である。
ここは、まったく予定に入れていなかった。事前にネットで調べてはあったが、ここの存在は、まったくわからなかった。
この場所に来て、初めて知ったところである。やはり、実際にその場所に行って見ることの重要さを思い知らされた。
なんとも言えない趣がある。明治時代を感じる佇まいの時代を感じさせる建物である。
校庭に植えられているケヤキの古木も、年季が入っており、すばらしい。こんな古木はなかなか見かけない。じつにすばらしい。
この校舎は、明治末期の明治43年に建てられた尋常小学校校舎らしく、昭和50年代まで、金成小学校として使用されていたとのことである。
その後、宮城県指定文化財となっており、現在は歴史民俗資料館として公開されているとのことだ。
この校舎も校庭のケヤキの古木も、これからもずっとずっと保存していってほしいものだ。
【所在地】
宮城県栗原市金成字中町7