この神社は東北新幹線二戸駅から車で４０分、山々に挟まれた山村、九戸村にある。
九戸神社は九戸村ゆかりの豪族「九戸氏」を奉っている神社であり、九戸一族が代々戦勝を祈願した社であり、
村の総鎮守でもある。創建は842年とのこと。
境内には一族で活躍した武将「九戸政実（まさざね）」を奉る「政実神社（政實神社）」も別途建立されている。
九戸政実は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将で、南部氏の家臣であり、九戸城主であった。
九戸政実は「豊臣秀吉に喧嘩を売った男」として、高橋克彦の小説『天を衝く』で描かれている。