この博物館は成田国際空港に隣接している。東京駅の八重洲口から成田空港行きのシャトルバスに乗った。東京駅から成田空港まで片道1、000円とお得な料金なっており、しかも所要時間は1時間程度と便利だ。終点の成田空港の第1ターミナルでバス下車。第1ターミナル1階の南ウィング側の30番のバス乗場から航空科学博物館行きのバスが出ている。1時間に1本だ。地図を見て最初は、成田空港から歩いて行けるかなと思ったが、とても歩いて行ける距離ではなかった。
ここの運営は「公益財団法人」になっている。国立で日本最初の航空専門の博物館とのことだ。屋外での各種航空機の展示と建物内の展示となっており、屋外に展示されている飛行機の中には、実際に操縦席に座ることができるものもあり、子どもはもちろん、大人でも楽しめる。屋内の建物は5階建てになっていて、1階と2階が展示フロアーだ。1階にはボーイング747の大型模型が展示されており、大型模型のコックピットからこの模型を操縦できるようになっている。但し100円の有料だ。零戦のコックピットの展示もあり、操縦席に座ることができる。ここに座れば、零戦搭乗員の気分が味わえる。4階はレストランで、5階が展望展示室となっており、ここから成田空港が一望でき、飛行機の離着陸を見ることができる。成田空港第1ターミナルビル5階の展望デッキからも飛行機の離着陸を見たが、こちら航空科学博物館5階からの眺めのほうがいいと思う。展望室からのんびりと飛行機の離着陸を眺めていると、ゴチャゴチャした日々の生活を忘れることができる。
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