この建物は、桜の名所、千鳥が淵の東側にある北の丸公園に隣接したところにあり、明治43年に建てられ、戦前中は大日本帝国陸軍の近衛師団司令部庁舎であったとのことで、今は染織、陶磁、ガラス、漆工などの工芸や工業デザインに関する展示館になっています。ゴシック風の様式の赤煉瓦造の建物は、明治時代の日本の近代化を象徴しているようでした。