以前、我が家から車で県道１０号線を通り仙台空港に向かう途中で、道路脇に建つこの謎の地蔵を見かけた。後でネットの地図上でこの地蔵の名前を知ったのだが、この「加羅田仙子安地蔵尊」とい名前以外はいくらネットで調べてもわからず、とても気になっていた。
車で来ても周囲に車を留める場所もないようなので、なかなか来る機会がなく、今回、やっと自宅から自転車で機会を持った。自宅からは１時間半ぐらいの距離であった。
傍に建つ記念碑によれば、の地蔵は明治１５年に信者たちよって建立されたとのことであるが、記念碑に書かれている「恵心僧都」とは、顕密二教を学んだ平安中期の天台宗の僧のことらしい。地蔵の中には秘佛一体が収められているということらしい。結局それ以外のことはわからなかった。ますます謎だらけの地蔵だ。