ここは、仙台空港から南に4Kmぐらいの所にある公園で、あの3・11の震災前は、この一帯には、二野倉地区という集落があったようだ。
今は、震災遺構の石蔵や、「いわぬまひつじ村」、二野倉神明社、岩沼海浜緑地南ブロック(ジュニパーク岩沼)などがある。
震災遺構の石蔵は、震災前は自家用米の備蓄を始め先祖代々受継がれた家財を保管するために使われていたとのことである。
あの3.11の震災時は、高さ約5.1mの大津波が石蔵のあるこのニ野倉地区全体を襲ったが、この石蔵だけは大津波に耐え抜いたとのことである。
「いわぬまひつじ村」は、災害危険区域に指定された荒れたままの集落跡地を活用した羊の牧場や農園、広場、ドッグランなどを備えた複合施設となっている。
「二野倉神明社」は、昔この地に雷神様が降り立ち、土地の人々を助けたことから雷神(イカツチノカミ)をはじめ五柱の神々を祀ったといわれ、
航空安全の神様として知られているとのことだ。
岩沼海浜緑地南ブロックには、あの3.11東日本大震災の津波の際に、実際に3名の方が避難し助かったという「7号丘」や、
バーベキュー広場、大型コンビネーション遊具があった。
その他に、周囲にはソーラー発電所や風力発電所などもあった。
しかし、新型コロナの緊急事態宣言解除後の最初の週末だったためか、人気はまばらだった。
【所在地】
宮城県岩沼市押分須加原105