5月下旬の週末、晴天に誘われ突然中尊寺を訪れてみたくなり、朝早く車を飛ばした。
我が家から中尊寺までは東北道を使って約1時間半くらいで行ける予定だったのだが、
どういうわけか自宅を出た途端に渋滞に巻き込まれて、なかなか前に進まない。
中尊寺に到着したのは、予定より1時間遅れの9時半頃となってしまった。それでも平日だったので、駐車場はまだガラガラ空き状態だった。
中尊寺は、もう20年近く前に家族で一度訪れて依頼だ。月見坂から見下ろした平泉の町並みと金色堂を見た記憶は微かに残っている。
中尊寺と言えば、金色堂があまりにも有名だが、実際には、月見坂の参道を登った丘陵上に17の諸堂が点在している。
平日のため観光客も少なく、これらの諸堂を、写真を撮りながらのんびりと巡ることができた。やはり、こういった有名な観光地は観光客の少ない平日にかぎる。
この中尊寺は紅葉の時期もいいらしいが、新緑の時期も緑が清々しく、とてもいい。
残念ながら、一番のお目当ての金色堂内は、写真撮影が禁止となっていたため、写真を撮ることができなかった。
金色堂は1124年の創建当初の姿を今に伝える建造物とのことだ。東北の地で、当時このような建造物が建てられたということに、改めて感服されられた。
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