東沢バラ公園の帰り道に立ち寄った。ここも以前から機会があったらぜひ訪れてみたいと思っていたところだ。
この大ケヤキは面白いことに東根小学校という県立の小学校の校庭内生育している。
というのも、この辺りはかつて「小田島城」というお城があったとのことで城跡に小学校がつくられたらしい。
そのためか周囲は武家屋敷の雰囲気がいまだに漂っている。
この大ケヤキは樹齢1500年以上と推定され1957年に国の特別天然記念物に指定されている。
ケヤキとしては日本一の巨樹であるとされており、群馬県の「原町の大ケヤキ」山梨県の「三恵の大ケヤキ」と並んで「日本の三大ケヤキ」と称されているらしい。
そして1988年には「日本ケヤキ見立番付」で「東の横綱」に選ばれたとのことだ。
とにかく巨大だ。その幹の太さには圧倒される。樹高は28メートル、根回りは26メートル、目通り周囲16メートル、直径6メートルぐらいあるらしい。
これほどの太さの樹木は生まれて初めて目にした。樹木の生命力の驚異的強さとともに神秘さを感じる。「神が宿る木」と言ってもいいだろう。まさにこれは「山形県の宝」だ。
これからもずっとずっと大切に見守っていってほしいと願った。
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