前から行ってみたいと思っていた福島県の裏磐梯にある「五色沼」に行ってきた。
仙台の自宅から五色沼までのルートは二ルート考えられた。一つは、宮城インターから東東北自動車道に入り南下してそのまま磐越自動車道へと進み猪苗代磐梯高原インターで降りて県道2号から国道459号と進み目的地「裏磐梯ビジターセンター」へととるルート。
もう一つのルートは宮城インターから東北自動車道に入り南下して福島西インターで降りて国道115号→国道459号と進み目的地「裏磐梯ビジターセンター」へととるルートである。今回は後者のルートで行くことにした。こちらのほうが磐越自動車道を使うよりも距離も短く時間も短いからだ。ただ、国道115号は山越えのルートなるため、冬時期は向かないかもしれない。
しかし、このルートは紅葉の時期は最高だった。土湯温泉を過ぎた辺りからの景色は山々全体が燃えているような紅葉で、すばらしい眺めだった。写真を撮りたかったが、車を運転しているため、写真に残すことができなかったのがとても残念だ。
事前にネットで調べたら、自宅から五色沼まで2時間10分ぐらいとなっていたが、実際は、朝7時頃自宅を出発し、途中でのガソリンスタンドで給油やトイレタイムなどがあったために、五色沼に到着したのは9時半過ぎ頃となり2時間半ぐらい要したこととなった。
「裏磐梯ビジターセンター」の無料駐車場に車を置いて、10時頃から五色沼の散策を開始した。まずは「毘沙門沼」。ここで驚いたのは中国語を話す団体旅行客がたくさんいたことだ。中国からのお客さんなのかそれとも台湾からのお客さんなのか。この福島県の奥地に中国語が飛び交う光景を目にしてなんだか不思議な感じがした。
散策を開始して「毘沙門沼」→「赤沼」→「深泥沼」→「竜沼」→「弁天沼」→「瑠璃沼」→「青沼」→「柳沼」と進んだ。旅行ガイドでは1時間30分ぐらいの散策ルートとなっていたが、写真を撮りながらのため、最終地点の「柳沼」に到着したのは12時近くとなり2時間ぐらいを要した。
明るいうちに自宅に帰りたいため、ここでの滞在時間は最長4時間と見積もっていたため、帰りは駆け足で戻ったら、1時間ぐらいで「裏磐梯ビジターセンター」まで戻ることができた。
振り返ってみると、数ある沼のなかで一番感動したのは「弁天沼」であった。この「弁天沼」の美しい青い色の沼面は、まさに感動ものであった。
「毘沙門沼」は五色沼の中で一番大きな沼でボートにも乗れるようになっている。沼面の色も見る場所によって異なって見えるようだ。
「青沼」は五色沼のなかでも一番青色の濃い湖面をした沼とのことで、その青色が一段と引き立って見えた。なかなか美しい沼だ。
「柳沼」は五色沼のなかで一番透明度の高い沼とのことで。鏡のような沼面に周りの紅葉した木々の景色が映り込んでいた。
「瑠璃沼」は「青沼」のすぐ脇にある沼なのだが、実は往路では見落としてしまって通り過ぎてしまった。帰り道にやっと気づき立ち寄った。展望台から見た瑠璃沼の向こうには磐梯山が見え、なかなかのビュースポットだった。
この五色沼の周辺には、檜原湖や中瀬沼、曽原湖、小野川湖、秋元湖など、まだまだ見どころがたくさんあり、いろいろなトレッキングコースがある。何度でも訪れたい場所だ。
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