迎賓館では毎年8月に応募による一般参観を行っている。なんとか東京にいる間に観てみたいと思い、昨年初めて参観に応募したが落選してしまった。今年こそ何とかと思い応募したら高倍率を勝ち抜き、みごと当選し、今回の参観と相成った。
迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年に東宮御所(後に赤坂御所)として建設されたものとのこと。建物は、日本における唯一のネオ・バロック様式のの西洋風宮殿建築とのことで、地上2階、地下1階の耐震・耐火構造となっており、明治時代の建築家・美術工芸家が総力を挙げて建設したものであるとのことだ。
また、この建物は、昭和天皇や今上天皇が一時期お住まいになった意外、東宮御所としてあまり利用されたことがなく、昭和43年から迎賓会としての改修が始まり、昭和49年に完成したとのこと。
なお、本館、正門、主庭噴水池等は国宝に指定されているとのことだ。
外からの建物の景観も素晴らしいが、中はもっと素晴らしい!あちらことらに金の装飾が施され、まるで「これが天国というところなのか」と思うばかりのきらびやかさである。この参観では、外でに写真撮影は許されているが、建物の中での写真撮影を禁止されているため、残念ながら建物内の豪華絢爛な室内を写真に収めることができずに残念であった。仕方がないので、帰りの出口のショップで購入した写真集の写真を撮って掲載した。
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