船岡城址公園と一目千本桜を見ようと出かけた。
船岡城址公園は仙台から西に電車で30分ぐらいの柴田町にあるJR船岡駅から歩いて15分ぐらいのところにある公園だ。
ここは明治維新まで柴田氏が居住した館跡とのことで、昭和45年にNHKの大河ドラマ『樅ノ木は残った』で注目を浴びたところだ。
『
樅ノ木は残った』は山本周五郎の小説の時代小説だ。
ここは1990年に日本さくら名所100選に選ばれている。
小高い山の頂上まで「スロープカー」運行されている。この「スロープカー」に乗れば、「桜のトンネル」をくぐることができるのだが、
この日は桜満開、快晴の天気、そして日曜日とが重なってすごい人出となって、待ち時間が1時間以上とのことで、
乗るのは諦めて頂上まで坂を歩いて登った。
頂上には高さ24mの「船岡平和観音」が建立されている。
そしてこの頂上から眺める景観がすばらしい。
遠くには白い雪化粧の蔵王連峰、そして下を見下ろすと白石川の両岸さ咲く「一目千本桜」だ。
このような美しい景色は、今まで見たことがない。感動的な光景だ。
そして、船岡城址公園から東北本線を越えて白石川の堤に出る橋「しばた千桜橋」が今年の3月末に完成し、とても便利になった。
これにより、船岡城址公園の桜と白石川沿いの桜並木「一目千本桜」の両方を楽しむことができる。
清々しい白石川、その両岸に咲く「一目千本桜」、そして雪化粧の蔵王連峰のコラボレーション。最高だ!
帰りは桜並木を堪能しながら、隣の駅大河原町のJR大河原駅まで歩いて、大河原駅から電車で仙台に帰った。
【所在地】
宮城県柴田郡柴田町船岡舘山95ー1