大年寺山に登ってきた。
大年寺山は、仙台市街地を取り囲む丘陵地の南端に位置する標高120mの山で、山の名は江戸時代にあった黄檗宗両足山大年寺に由来しているとのことだ。
歴史を感じる大年寺総門をくぐり、上を見上げると、門前町から大年寺山まで一直線に延びている２５５段の階段。圧倒されそうだ。
もちろん一気に登れるわけながい。途中、休み休みだ。心臓がバクバクして倒れそうになった。
山の上には、大年寺公園とその一部である仙台市野草園があり、他に放送局のテレビ塔3本が建っている。
東京に単身赴任していた時代、東京から新幹線で仙台に帰ってくるとき、この大年寺山のテレビ塔が見えると、「仙台に帰ってきた」とホッとしたものだ。
山の上を散策すると木々の隙間から仙台市街が見える。伊達家の墓（無尽灯廟）もあった。