用事があって銀行まで出かけたおりに、ついでに仙台の街中を散策してみた。
一番町のサンモール一番町通り（アーケード）を歩いていて、ひょいと横道を見ると
そこには不思議な空間があった。
通りの入り口の上を見上げると、そこには「文化横丁」と「壱弐参横丁」（いろはよこちょう）という横丁名が掲げられていた。
そこは近代的はアーケード街の雰囲気とはまったく違っていた。まるで突然、昭和の時代にタイムスリップしたような錯覚にとらわれる。
その通りだけが昭和の時代で時間と止まっているようなのだ。
その横丁にはいろいろなお店が軒を並べている。雑然としたなかにあって、どんなお店があるのかとちょっと探検してみたくなるような、ドキドキさせられる通りだ。
時代は平成から令和へと移ろとしているが、時代が移り変わりミニ東京化がますます進む仙台の街にあっても、こういう横丁はいつまでも残ってほしいと思える横丁である。