免疫力を高め生きる力を発揮するために十三ヵ条


  (「まじめ」をやめれば病気にならない:安保 徹 より) 


1.働きすぎを見直す
  ・午前中に仕事の能率を上げて、なるべく定時に帰るようにする。
  ・残業など、やむを得ず長時間労働をしなければならないときには、睡眠時間をきちんと確保するようにする。

2.食事は食べ過ぎないのが基本
  ・腹八分目を心がける。
  ・アルコールも嗜む程度なら毎日でもいいが、二日酔いになるほどの飲みすぎは禁物。 
  ・50歳を過ぎたら玄米菜食が理想。

3.パソコンを使って仕事をする場合には、1〜2時間に一度は休憩を取る

4.夜ふかしをしてまで、パソコンやテレビゲームに向かう生活はやめる
  ・夜型生活は自律神経の働きを悪くし、免疫力も落とすので、できれば夜ふかしをやめて朝型生活に変える。

5.すごレス状態が長く続かないように、うまく処理する
  ・生きていれば、トラブル、悩みはつきものだが、趣味やスポーツなどで適宜解消するようにこころがける。

6.起こりすぎたり、感情を抑えすぎたりせず、心をおおらかにして人生を楽しむ姿勢をもつ

7.日ごろから顔色、肌の色艶、胃腸の調子、疲れやすいかどうか、風邪をひきやすいかどうかなど、
  自分の体調のチェックを心がける


8.からだを動かす習慣をつける
  ・毎日歩くこと、腹筋・背筋の体操など、自分に合った運動を習慣づけるとよい。
  ・60代半ばを過ぎたら、ボケないためにも、運動不足による血流障害に気をつけ、日ごろから運動の習慣、体を温める入浴法、
   好奇心に満ちた生活を心がける。

9・薬は極力使わない
  ・風邪をひいたときには薬に頼らず、体を休める。
  ・薬は病状を緩和させるだけで負担になるので、慢性病では使っていいものはないと心得る。
  ・ことに高齢者が飲んでいい薬は一つもない。

10.前向きに感謝の気持ちを忘れず、微笑みを絶やさない
  ・心の持ちかた次第で免疫力を高めることができるのだから、「もうダメだ」「もう年だから」といった否定的な気持ちは抱かない。
  ・「絶対に治してみせる」百歳まで健康で長生きする」くらいの気持ちをもつ。

11.人間に必須なものであっても、とりすぎず不足せずが原則
  ・人間に欠くことのできない酸素や水、どんな食べ物もとりすぎれば害になる。
  ・何事も適度、ほどほどが大切。

12.いつまでもボケずに元気ていたければ、できれば70歳ぐらいまではペースダウンしながらも仕事を続ける
  ・ビジネスではなくボランティアでもいいから、社会に参加しつづければ、からだを動かすだけでなく、生きがいにも結びつく。

13.安らかな死を迎えるには過剰治療をしない
  ・自力で食べること、ひとりで歩くことができなくなったら、それは「もう死んでもいい」という、からだのサインととらえることができる。
  ・点滴など受けずに、自分の生命力にまかせれば、痛みもなく安らかな死を迎えられる。