コンパクトデジタル・カメラ選びの4つのポイント




 コンパクトデジタル・カメラを買おうと思っても、商品が多すぎて、どれを選んだらいいか悩んで
しまうことが多いです。そこで、デジタルカメラを選ぶ場合の4つのポイントが日経新聞に載ってい
たので紹介します・


1.電池のもち
  コンパクトカメラは電池の持ちが最大の弱点でしたが、最近の機種は回路の省電力化に加えて充
  電池の性能が大幅に進化しました。同じバッテリーサイズで、1年半前に比べて1.5倍の5百
  枚程度が撮影可能となってきました。乾電池タイプよりも充電池タイプの方が格段に性能が向上
  し、通常の旅行でも2,3日程度なら充電なしで済むくらいになっています。また、携帯電話と
  同じクレードル方式の充電器が増え、充電忘れを防ぐ工夫がされています。

2.大きい液晶画面
  デジカメの特徴は撮った写真をいつでも友達と見せ合うことができるコミュニケーションツール
  でもあることです。液晶画面の大型化はコンパクトタイプの基本トレンドで、最近はボディの裏
  側は画面でめいっぱい液晶画面が占める状態になっています。大型画面化で機能や設定の切り替
  えなどもわかりやすくなっています。

3.手ぶれ対策
  デジタルカメラは普通のカメラに比べ手ぶれによるピンボケ状態になる割合が高いですが、最近
  は手ぶれ対策がされている機種が増えてきました。手ぶれ対策には現在は主に二つの方式があり
  ます。ジャイロなどの物理的な機構によるものと、高感度化でシャッター速度を上げるタイプで
  す。前者は松下電器産業、コニカミノルタ。後者は富士写真フィルム、カシオ計算機、オリンパ
  スなどが対応しています。

4.高画質化
  すでにコンパクトタイプでも5百万画素以上が主流となり、8百万画素タイプも出てきています。
  大きなサイズのプリントを必要としない人には高画素は不必要で、あまりプリントをしない人は、
  最初から画素数を下げて撮影しているようです。ただ、同じ画素数で撮影しても、旧機種より新
  機種で撮影した方が他の制御の向上によりきれいな画質が得られるようです。