グラマン男やマッチポンプの異名政治家
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Q.グラマン男とかマッチポンプとか異名を取った政治家はだれですか? 「グラマン男」や「マッチポンプ」という異名で知られた政治家は、田中彰治(たなか しょうじ)です。彼は日本の政治家で、自由民主党の衆議院議員を7期務めました。1903年6月18日に生まれ、1975年11月28日に亡くなっています。
「グラマン男」というあだ名は、1950年代に航空自衛隊の戦闘機導入をめぐる論争で、ロッキード社とグラマン社のどちらを選ぶかという問題を国会で取り上げ、政権を揺さぶったことに由来します。一方、「マッチポンプ」という異名は、彼が問題を自分で作り出しては解決するような手法で影響力を発揮し、金品をゆすり取るような行動をとっていたとされることからきています。この「火をつけて自分で消す」ようなやり方が、当時の政界で話題となりました。
田中彰治はその強引な手法と影響力から「政界の爆弾男」とも呼ばれ、時の政権さえ無視できない存在感を示しましたが、1966年の黒い霧事件に関連する恐喝容疑などで逮捕され、失脚しました。波乱に満ちた政治人生を送った人物として知られています。
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