| 日本の平均労働分配率はどの程度? |
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| 日Q.本の平均労働分配率はどの程度? 日本の労働分配率については、どの統計や計算方法を用いるかによって水準が異なりますが、近年は低下傾向にあることが指摘されています。 代表的な数値として、いくつかのデータをご紹介します。
重要なポイント
どの時点の、どの統計に基づく数値を知りたいかによって、参照すべきデータが変わってきます。 Q.海外のの平均労働分配率は? 海外主要国の労働分配率も、どの統計(国民所得、法人企業統計など)や計算方法(分母をGDPにするかGNIにするか、自営業者の所得を含めるかなど)によって水準が大きく異なります。 ここでは、いくつかの代表的な国際比較のデータ(概ね近年、マクロベースまたはそれに近い定義)をご紹介します。 1. マクロベース(国民所得等に基づく)の労働分配率国民総所得(GNI)やGDPを分母、雇用者報酬を分子としたマクロベースの労働分配率は、多くの先進国で趨勢的に低下傾向にあるという点が共通しています。
注:データ出典や計算方法の違いにより、数値は変動します。上記の数値は、ある資料で示された「労働時間あたり人件費 ÷ 労働時間あたり名目GDP」の比較に近い例です。 2. OECD諸国の中位値OECD諸国全体で見ると、労働分配率の中位値は、1990年代初めの**66.1%から、2000年代末には61.7%**に低下したという分析があります。これは、世界的な傾向として、労働分配率が低下していることを示しています。 3. 法人企業統計に近い基準での比較(G7)別の分析(GNIベースなど)では、G7諸国の中では、アメリカが56.4%、フランスやドイツ、英国などが50%台前半?半ばであるのに対し、日本は50%前後(例: 50.5%)と、相対的に低い水準にあることが示されています。 まとめ 海外主要国の労働分配率は、概ね55%?70%程度の範囲にありますが、日本はこれらの国々と比較して、相対的に低い水準にある傾向が指摘されています。 この背景には、各国の経済構造や、企業が生み出す付加価値(生産性)と賃金の関係性の違いなどが影響しています。例えば、日本は、付加価値生産性(労働時間あたり名目GDP)自体が低いことに加え、人件費の伸びがそれを上回らないため、労働分配率が低くなっているという分析もあります。 |