白熱電球とLED電球では、どちらが発熱量が少ないですか?

Q.白熱電球とLED電球では、どちらが発熱量が少ないですか?

白熱電球とLED電球では、LED電球の方が発熱量が少ないです。

その理由は、光へのエネルギー変換効率の違いにあります。

  • 白熱電球: 電気エネルギーの約10%程度しか光に変換されず、残りの約90%は熱として放出されます。そのため、非常に熱くなります。

  • LED電球: 電気エネルギーの約30?50%が光に変換され、白熱電球よりもはるかに効率が良いです。光にならなかったエネルギーは熱として発生しますが、白熱電球に比べてその量は大幅に少ないです。

このため、LED電球は白熱電球に比べて省エネであり、発熱量も抑えられます。光自体に赤外線がほとんど含まれないため、照射された対象物も熱くなりにくいという特徴もあります。ただし、LED電球自体も内部で発熱するため、放熱のためのヒートシンク(放熱板)などが備えられています。