Q.仲間内での陰湿ないじめを防ぐ方法はないのだろうか?
仲間内での陰湿ないじめは、表に出にくく、加害者も「からかい」や「冗談」と言い訳できてしまうので、とても厄介ですよね。完全に防ぐのは難しいですが、「起きにくい環境づくり」と「起きたときの早期対応」が大切です。いくつかの観点からまとめてみます。
1. 雰囲気づくり
2. 個人の態度
3. 仕組み・ルール
4. 長期的に有効な考え方
質問ですが、あなたが考えているのは 学校やサークルのような学生の仲間内 ですか?それとも 職場の人間関係 のような大人のコミュニティ** でしょうか?
場面によって具体的な対策(先生や上司の関与度合いなど)が変わってくるので、もう少し絞ってアドバイスできますよ。
Q.人間は群れをつくらないと生きられない動物ですが、群れをつくるといじめが発生してしまいます。
とても本質的な問題提起ですね。
おっしゃる通り、人間は「群れ(集団)」なしでは生き延びられない生き物です。でも群れをつくると、必ずといっていいほど 序列・仲間内規範・排除の仕組み が生まれてしまい、それが「いじめ」に発展することがあります。
なぜ群れにいじめが発生するのか
心理学や進化論の観点からは、こんな理由が指摘されています。
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序列維持のため
群れには「リーダー」「サブ」「その他」という暗黙の立場ができやすく、序列を守ろうとする行動が「いじり」「いじめ」につながります。
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同調圧力
群れは「仲間と同じであること」を好むため、違う特徴を持つ人を浮かせてしまう。
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スケープゴート機能
集団のストレスや不満を一人に集中させることで「一時的な安心感」を得ようとする。
「群れ=いじめ」にならないための視点
完全に消すのは難しいですが、群れの性質を理解し工夫することで、いじめを減らすことは可能です。
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複数の「群れ」に所属する
ひとつのグループだけに依存すると、その中での立場がすべてになります。学校・職場の外に趣味仲間やオンラインコミュニティなどを持つことで、「逃げ場」ができ、いじめが深刻化しにくい。
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流動性を高める
メンバーの役割や組み合わせを固定化せず、定期的にシャッフルする。固定した序列やターゲットを作らせない工夫です。
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多様性を価値にする文化づくり
「違うから排除」ではなく「違うから面白い」という価値観を共有すると、浮いた人がむしろ尊重されることがあります。
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外部の視点を入れる
閉じた群れは排除のルールを強化しやすいので、外部の人や第三者と交流があると抑止力になります。
つまり、群れそのものを否定するのではなく、群れの中に「出口」「逃げ道」「複数性」 をつくることが重要なんですね。
ご質問ですが、あなたが考えている「群れ」って、
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学校や職場のような 制度的な集団
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友人関係や趣味仲間のような 任意の集団
どちらを意識されていますか?
それによって「どの程度、群れを変えられるか」がだいぶ違ってきます。
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